tehutehu BDU-JKT 1ST Olive
tehutehu BDU-JKT 1ST Olive
2015年に発表されたtefutefuのバタフライハンティングジャケットの1stモデル。
もともとは、北海道の層雲峡でオオイチモンジという蝶を採取するためのフィールドでのアクティビティーを想定しデザインされたモデル。実際のフィールドでのテストを繰り返し、様々な機能、ディテール、使い心地を検証し、修正を加えながら1stモデルとして結晶化させた。
前身頃の裾には、やや深めのポケットが外側に二つ、内側に三つずつ、左右合わせて計10個のポケットがある。
左胸には胸ポケットが一つ、内側にはペンやピンセットが刺せる縦長のポケットが一つある。
そして左脇には、斜めについたフラップをめくると、三角形の四っつ大きさを微妙に変えながら出てくる。これは採取した蝶を紙に挟み、三角に折りたたんでこのポケットに収納できる。蝶採集の要となるポケットだ。
背中には首元まで立ち上がる布があり、茶色い布でパイピングされたところから大きなものを背中に収納できる。これも一つの大きなポケットと言える。腰の両脇にあるジッパーと首元のスナップボタンを外すとペロンとこの布が垂れ下がり、フィールドで腰を下ろすときのお尻の下に敷く布として機能する。パンツを汚したくないという配慮から生まれた機能だが、確かに尻の下に敷いて地面に触れて汚れた面は元に戻せば隠れてしまうので、わざわざ敷物を持ち歩く必要がなくなる。
合計17のポケットを持つジャケット。
確かにこれならカバンを持ち歩かずにフィールドを駆け回れる。
最後に、tehutehuのジャケットはジャストサイズで着ると、やや末広がりのAラインのシルエットになる。これはポケットに色々と収納すると重くなり荷重が肩にかかってくるのだが、それを振り子の原理で「重さを飛ばす」効果があるのだと朝野さんはいう。
肩を支点に服が揺れる、振り子のように。この揺れが荷物の体への負担を軽減してくれるという。
このジャケットは機能を語ればこのような長文になってしまうのだが、そればかりがこのジャケットの本質的な価値ではない気がする。
それは、どこか気品があるのである。美意識が底流に流れている感じがするのである。
このバタフライハンティングジャケット1st、
tefutefuのモノづくりのエッセンスが凝縮された一着といえるだろう。
Betterfly Hunting Jacket 1st
color olive
size M
肩幅約40㎝ 袖丈約58㎝ 身幅約53㎝ 着丈約64㎝
quality 綿50% ナイロン50% 男性モデル 身長167㎝ サイズM 着用
【tehutefu ブランドプロフィール】
tefutefu主宰の朝野雄大は、あるきっかけから蝶採集に目覚め、標本制作を開始。
2014年より”蝶”に特化したプロジェクト”tefutefu”を始動。2015年、採集時に最高のパフォーマンスを発揮するための世界初蝶採取専用のハンティングジャケットをデザイン・発表。この一着のジャケットを機に蝶採集専用のハンティングウエア・ギアの開発を行う。現在も、北海道から沖縄まで、海外も含め蝶採集をしながらフィールドテストを重ね、新たなアイテムの開発を進めている。
¥62,700
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