ASEEDONCLOUD アシードンクラウド Sankayo Trousers /サンカヨウ・トラウザーズ Fog forest denim #242504 Black size XS
霧の収集家である主人公が、お茶会で人前に出るときに着る、正装としてのトラウザー。
フォーマルなトラウザーの形をベースに、大き目なタックをフロントに二つ、バックに一つ取り、ウエストからヒップ、モモにかけて流麗なシルエットをつくりだしています。それでいて履き心地はゆとりがあってリラックス感もあります。
フォグフォレストデニムと名付けられたこの生地は、今季のコレクションの世界観が高度に結晶しています。
霧で霞んだ闇の中にほのかに光に照らされて、ボゥッと木々の姿が浮かび上がったかのような風景に見えるこの柄は、抜染という手間のかかった特別な技法で作られています。
quarity:Cotton 100%
size XS
XS:ウエスト74cm、股上38cm、股下58m、ワタリ38cm、裾幅29cm
【ブランド紹介】
ASEEDONCLOUD アシードンクラウンド
ブランド名は、デザイナー玉井健太郎氏が 子供のときに始めて創作した絵本の名前 (くもにのったたね)から由来しています。 19世紀後期~20世紀初頭の写真に見られるような、古い作業着の美しさを生かしながら、 その美しさの裏にあるアイデンティティーに、デザイナーである玉井健太郎のウイットと ユーモアを織り交ぜてデザインされています。デザインの中には素材づくりから 手がけ、未来のアンティークとして愛着をもてるようなアイテムを生み出しています。毎シーズン様々な職業のライフスタイルからインスピレーションを得て時代の空気管をデザインに込めています。
【2024AW ストーリー】
「Sankayou (山香葉)」
18世紀前半“ティーガーデン”という社交の場がありました。
“ティーガーデン”はその名前からも想像ができるように、
お茶や軽食を取ることの出来る娯楽施設でした。
それまでは男性しか入れない娯楽施設が主流だったのに対し
男性も女性も子供も入場できるティーガーデンは広々として風光明媚な田園地帯にありました。
ほとんどのガーデンが4月から9月までの陽気な季節に
身分や階級にかかわらず誰もが訪れることが出来るため
家族連れにも人気があり週末は馬車渋滞が起こるほどの賑わいだったそうです。
時代も場所も違う地で
本来とは違う秋から春にかけて移動式のティーガーデンがありました。
それは霧の収集家と言われる人物に国が依頼して
癒しを求める人に対しひらかれる場所でした。
霧の収集家と呼ばれた彼女は新しい場所を開拓し
その時期に癒しの効果の高い霧が多く集められる場所に
ティーガーデンを開きました。
そして彼女からコーリングカードが届いた人のみが
その場を訪れることができたとか…。
今回はそんな霧のようなお話。